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 第4日 田浦〜横須賀(その1)

                                歩いた距離 11.9km     2002.02.16

 京急田浦で下車する。

 駅前に、田浦の梅林に行く年輩のグループが集まっている。

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 舩越神社の斜向かえの景徳寺へ行く。

 「本堂の十一面観音は、朱塗りの舟に乗られて入り江に
漂っていたのを里人が拾いお祭りしたので、
『舩越』の地名になった」という。
 本堂は閉じていたが、観音堂は扉が開いていて中が
拝見できた。

 JRをくぐり、右の細い道を行くと、丘の上に名もない神社がある。
石殿が本尊のように祭られているが、赤く塗られた二重の小祠に入っている。

kana4-02.JPG kana4-03.JPG  屋根懸けされた
小屋に馬頭観音
集められている。
 同様に庚申塔
ある。

kana4-04.JPG kana4-05.JPG   案内板に従っていくと、
急斜面の土止めの壁に梅の絵
描かれていて「田浦梅の里」に着いた
ことがわかる。

 丘全体が梅林で、満開である。
 白梅が多いようで、「昭和9年に皇太子殿下の誕生を記念して、地元の人が梅を植えたのが
始まりで、現在は東京、横浜、千葉からも観光客が訪れる名所」となっている。

 梅林の中の芝生の上でグループ毎に食事をしている。

 眼下には横須賀港が広がっている。

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 急な階段を下って、京急線をくぐる。

 また急な坂を上って長い尾根道を歩いて、安針塚に向かう。

 この道が浦賀道で、十三峠という難所である。

kana4-09.JPG  塚山公園に着く。
公園の小高いところに、徳川家康の外交顧問であった
英国人の三浦按針(ウイリアム・アダムス)夫妻の墓がある。

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 塚山公園は桜の名所である。

 横須賀湾が見え、間近に自衛隊の軍港が見える。

 右にかすかに走水の海が見える。
 走水は日本武尊が東征の際に船で上総へ渡るとき、
海を鎮めるために妻の弟橘媛が身を投じた
ところである。

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